今週号の徳洲新聞に、先日みんなで企画・開催した徳洲会 九州・奄美・沖縄ブロック合同新人薬剤師研修会の内容についてを取り上げていただけました。
よければ、是非読んでください☆
http://www.tokushukai.or.jp/media/news/shinbun955.php
http://www.tokushukai.or.jp/media/news/pdf/955/pdf/955_4.pdf
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徳洲会薬剤部会
新人薬剤師の研修会開催
九州・奄美・沖縄ブロック
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徳洲会薬剤部会
新人薬剤師の研修会開催
九州・奄美・沖縄ブロック
徳洲会グループ薬剤部会は11月1日、福岡徳洲会病院で今年度の九州・奄美・沖縄ブロック新人研修会を開催した。15人の新人薬剤師が参加し、離島・へき地医療や災害医療など徳洲会グループならではの活動に加え、感染管理やオンコロジー(腫瘍学)などを学んだ。病院薬剤師の役割や電話でのクレーム対応を学ぶワークショップ(体験型講義)も実施。参加者らは熱心に取り組み、積極的に職員間の交流を図った。
同ブロック新人研修会は今年で3回目。福岡徳洲会病院、大隅鹿屋病院(鹿児島県)、名瀬徳洲会病院(同)、中部徳洲会病院(沖縄県)、南部徳洲会病院(同)の5病院から計15人の新人薬剤師が参加した。
司会を務めた山川病院(鹿児島県)の田浦稔基・薬剤部主任が「研修会の目的はふたつ。ひとつは徳洲会の活動を知ること。もうひとつは横のつながりをつくることです」と趣旨を説明。福岡病院の平川雅章・薬剤部長は開会の挨拶で「業務がきつくて大変な時も、前向きに捉えれば道は開けると思います」と激励のメッセージを送った。
続いて田浦主任が「徳洲会グループ 離島・へき地医療の考え方・取り組み」をテーマに講義。“生命だけは平等だ”の理念の下、救命救急・慢性期・予防・高度先進医療を実践し、とりわけ離島・へき地医療に注力していることを紹介。離島での業務の特徴、離島医療の魅力などを解説し、「離島病院では島全体をひとつの家族のように感じることができ、地域医療の原点を体験できます」とアピールした。
福岡病院の田中博和・薬剤部主任は「感染制御について」と題し講義。抗菌薬の適正使用の重要性を呼びかけ、感染症診療の考え方などを紹介。感染経路別予防策、手指消毒・手洗いのタイミング、医療器具の感染リスク別分類である「スポルディングの分類」などにも言及した。
次に、長崎北徳洲会病院薬剤部の湧川朝也薬剤師が「TMAT活動と被災地医療」をテーマに講義を行った。国内外の被災地で医療支援活動に取り組むNPO法人TMATの概要や活動実績を紹介。東日本大震災でのTMAT活動をふまえ、災害時の薬剤師の役割について「巡回診療での医薬品の選定、服薬指導など、すべきことはたくさんあります。そして“医療人”としてすべきこと、できることをその場で実践していくことが大切です」と結んだ。
このあと、ひとつ目のワークショップを実施。千葉西総合病院の出雲貴文・薬剤部長、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の仲鉢英夫・薬剤部長が講師を務めた。「薬剤師がチーム医療の中で発揮できる業務」をテーマに、グループに分かれてディスカッションし、その結果を全員の前で発表。
各グループからは処方提案やTDM(血中薬物濃度モニタリング)、副作用確認、感染対策、薬品管理、医薬品情報の収集・整理、精神的なケア、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染対策チーム)への参加など多様な意見が挙がった。
出雲部長は「患者さんや社会が薬剤師にどのようなことを望んでいるかを忘れずに業務に取り組むことが重要です。患者さんのニーズや希望を上回るサービスを提供できるよう頑張っていきましょう」とエールを送った。
仲鉢部長は「病院薬剤師業務の実際」と題し、湘南鎌倉病院の事例を発表。「常に患者さんに貢献するためのベストプラクティス(最良の手法・プロセス)を考え、行動することを心がけてください」と訴えた。
続いて福岡病院薬剤部の手嶋由加主任が「オンコロジー(腫瘍学)チームについて」をテーマに講義。オンコロジーでの薬剤師の役割として調製、鑑査、服薬指導や、レジメン(治療計画書)の審査、スタッフの安全対策、患者家族のケアを挙げ、「ここにいる全員がオンコロジーチームの一員だと思ってください」と語りかけた。
ふたつ目のワークショップは「電話クレーム対応」。①薬が効かない、②薬が足りない、というふたつのクレームを想定。講師を務めた鹿児島徳洲会病院の森田佳幹・薬剤部副主任、南部病院の井上玲子薬剤師がクレーマー役となり、各グループの代表者が電話対応を実演。講師からは「相手の話をよく聴き、説明すべきことをきちんと説明し、電話後に上司に報告することが大切です」などとアドバイスがあった。
最終プログラムとして千葉徳洲会病院の福井宗憲・薬剤部主任が「糖尿病研究会について」と題し講義。徳洲会グループ薬剤部会では、日々進歩する糖尿病治療を学ぶため糖尿病研究会を関東・関西地区で年に1回開催。同研究会のメンバーのなかに日本糖尿病療養指導士(CDE─J)の資格をもつ薬剤師が増えていることから、同資格を有する福井主任は、糖尿病療養指導士としての自院での活動を紹介した。
最後に徳洲会グループ薬剤部会の高橋智部会長が登壇、「徳洲会薬剤部会の方向性と総括」をテーマに講義した。改めて離島・へき地医療の重要性に触れ、「徳洲会の重要な使命です」と強調。続けて「1年目で、業務を覚えるのに一生懸命でしょうが、患者さんのために貢献していってほしい」と呼びかけた。
11月9日には北海道ブロック新人研修会を札幌徳洲会病院で開催し、同院、札幌東徳洲会病院、静仁会静内病院、帯広徳洲会病院の新人薬剤師が参加、研鑽(けんさん)を積んだ。
同ブロック新人研修会は今年で3回目。福岡徳洲会病院、大隅鹿屋病院(鹿児島県)、名瀬徳洲会病院(同)、中部徳洲会病院(沖縄県)、南部徳洲会病院(同)の5病院から計15人の新人薬剤師が参加した。
司会を務めた山川病院(鹿児島県)の田浦稔基・薬剤部主任が「研修会の目的はふたつ。ひとつは徳洲会の活動を知ること。もうひとつは横のつながりをつくることです」と趣旨を説明。福岡病院の平川雅章・薬剤部長は開会の挨拶で「業務がきつくて大変な時も、前向きに捉えれば道は開けると思います」と激励のメッセージを送った。
続いて田浦主任が「徳洲会グループ 離島・へき地医療の考え方・取り組み」をテーマに講義。“生命だけは平等だ”の理念の下、救命救急・慢性期・予防・高度先進医療を実践し、とりわけ離島・へき地医療に注力していることを紹介。離島での業務の特徴、離島医療の魅力などを解説し、「離島病院では島全体をひとつの家族のように感じることができ、地域医療の原点を体験できます」とアピールした。
福岡病院の田中博和・薬剤部主任は「感染制御について」と題し講義。抗菌薬の適正使用の重要性を呼びかけ、感染症診療の考え方などを紹介。感染経路別予防策、手指消毒・手洗いのタイミング、医療器具の感染リスク別分類である「スポルディングの分類」などにも言及した。
次に、長崎北徳洲会病院薬剤部の湧川朝也薬剤師が「TMAT活動と被災地医療」をテーマに講義を行った。国内外の被災地で医療支援活動に取り組むNPO法人TMATの概要や活動実績を紹介。東日本大震災でのTMAT活動をふまえ、災害時の薬剤師の役割について「巡回診療での医薬品の選定、服薬指導など、すべきことはたくさんあります。そして“医療人”としてすべきこと、できることをその場で実践していくことが大切です」と結んだ。
このあと、ひとつ目のワークショップを実施。千葉西総合病院の出雲貴文・薬剤部長、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の仲鉢英夫・薬剤部長が講師を務めた。「薬剤師がチーム医療の中で発揮できる業務」をテーマに、グループに分かれてディスカッションし、その結果を全員の前で発表。
各グループからは処方提案やTDM(血中薬物濃度モニタリング)、副作用確認、感染対策、薬品管理、医薬品情報の収集・整理、精神的なケア、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染対策チーム)への参加など多様な意見が挙がった。
出雲部長は「患者さんや社会が薬剤師にどのようなことを望んでいるかを忘れずに業務に取り組むことが重要です。患者さんのニーズや希望を上回るサービスを提供できるよう頑張っていきましょう」とエールを送った。
仲鉢部長は「病院薬剤師業務の実際」と題し、湘南鎌倉病院の事例を発表。「常に患者さんに貢献するためのベストプラクティス(最良の手法・プロセス)を考え、行動することを心がけてください」と訴えた。
続いて福岡病院薬剤部の手嶋由加主任が「オンコロジー(腫瘍学)チームについて」をテーマに講義。オンコロジーでの薬剤師の役割として調製、鑑査、服薬指導や、レジメン(治療計画書)の審査、スタッフの安全対策、患者家族のケアを挙げ、「ここにいる全員がオンコロジーチームの一員だと思ってください」と語りかけた。
ふたつ目のワークショップは「電話クレーム対応」。①薬が効かない、②薬が足りない、というふたつのクレームを想定。講師を務めた鹿児島徳洲会病院の森田佳幹・薬剤部副主任、南部病院の井上玲子薬剤師がクレーマー役となり、各グループの代表者が電話対応を実演。講師からは「相手の話をよく聴き、説明すべきことをきちんと説明し、電話後に上司に報告することが大切です」などとアドバイスがあった。
最終プログラムとして千葉徳洲会病院の福井宗憲・薬剤部主任が「糖尿病研究会について」と題し講義。徳洲会グループ薬剤部会では、日々進歩する糖尿病治療を学ぶため糖尿病研究会を関東・関西地区で年に1回開催。同研究会のメンバーのなかに日本糖尿病療養指導士(CDE─J)の資格をもつ薬剤師が増えていることから、同資格を有する福井主任は、糖尿病療養指導士としての自院での活動を紹介した。
最後に徳洲会グループ薬剤部会の高橋智部会長が登壇、「徳洲会薬剤部会の方向性と総括」をテーマに講義した。改めて離島・へき地医療の重要性に触れ、「徳洲会の重要な使命です」と強調。続けて「1年目で、業務を覚えるのに一生懸命でしょうが、患者さんのために貢献していってほしい」と呼びかけた。
11月9日には北海道ブロック新人研修会を札幌徳洲会病院で開催し、同院、札幌東徳洲会病院、静仁会静内病院、帯広徳洲会病院の新人薬剤師が参加、研鑽(けんさん)を積んだ。
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