「相手のタイプを見極めるって難しそう」と思っていませんか?実はたった一言でタイプの傾向がつかめる方法があります。今回はその実践的な方法を紹介します。
たった一言「スゴイですね!」
相手に「スゴイですね!」と伝えた時の反応を観察するだけで、タイプの傾向が見えてきます。
タイプ別の反応
コントローラー型の反応 「普通でしょ」(無表情)
完璧主義で、自分の仕事のできは「当然のこと」という感覚があります。安易な褒め言葉には「本当にそう思っているのか?」という疑念を持ちます。
→ 下手な褒めは警戒される。根拠のある具体的な承認を。
プロモーター型の反応 「いやいやいや!」(でも明らかに嬉しそう)
口では謙遜していますが、表情は満面の笑み。褒められることが大好きで、次の行動へのエネルギーになります。
→ 惜しみなく褒める。リアクションが大きいほど効果的。
サポーター型の反応 「いやいやいや!」(謙遜&恐縮)
プロモーターと似ていますが、嬉しいというより「恐縮」という感じ。そして「あなたこそすごいですよ!」と即座に返そうとします。
→ 「感謝している」というメッセージを添えると刺さる。
アナライザー型の反応 「そうですか?」(不思議そう)
「何を根拠にそう思うのか?」という疑念から分析が始まります。感情的な反応ではなく、「本当にそうなのか?」という論理的な処理が先に来ます。
→ 「なぜスゴイと思うのか」の根拠を一緒に伝える。
見極めのコツ:日常の反応を観察する
一度の観察だけで決めつけるのではなく、日常のさまざまな場面での反応を観察し続けることが大切です。
観察ポイント3つ
① その人は自分の意見をはっきり言う? 聞く側に回る? → 自己主張の強弱
② 感情を表に出す方? 抑える方? → 感情表出の強弱
③ 「スゴイですね!」と言ったら、どう反応しそう? → 承認へのリアクション
身近な人のタイプを推測してみる
今、頭に浮かんだ身近な人を一人思い浮かべてください。同僚・上司・後輩・よく対応する患者さんでも。
- その人は自分の意見をはっきり言う?聞く側に回る?
- 感情を表に出す方?抑える方?
- 「スゴイですね!」と言ったら、どう反応しそう?
どのタイプだと思いましたか?
ペーシング:「似ている」と感じさせる効果
タイプを見極めた後、関係を深めるために有効なのが「ペーシング」です。
ペーシングとは「相手とペース(波長)を合わせることで親近感を持ってもらう」こと。相手にペースを合わせていくと、だんだんお互いの波長が合ってきます。
その結果、相手は「この人は自分と似ている」「この人と私は同じだ」と感じるようになり、信頼関係構築の準備ができ上がります。
ペーシングの対象
- 声のスピード・トーン
- 言葉遣い
- 仕草・動作
人は「自分と似ている」と感じる相手に安心感を覚え、心を開きやすくなります。
まとめ
- 「スゴイですね!」への反応でタイプが見えてくる
- コントローラー:「普通でしょ」(無表情・警戒)
- プロモーター:「いやいや!」(嬉しそう)
- サポーター:「いやいや!」(恐縮・すぐ相手を褒め返す)
- アナライザー:「そうですか?」(分析モード)
- 一度で決めつけず、日常の観察を積み重ねる
- ペーシングで「似ている」という安心感を作る
次回は日常のさまざまな場面でタイプを見分ける方法を解説します。
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