「いやいやいや〜!(でも明らかに嬉しそう)」——褒めると満面の笑みで否定する人が周りにいませんか?それはプロモータータイプかもしれません。
プロモータータイプとは
「注目こそがやる気の源」
自己主張が強く、感情表出も強いタイプです。4つのタイプの中で最もエネルギッシュで場を盛り上げる存在です。
プロモータータイプの特徴5つ
① 自分に関心の目が向けられる状態を好む 「注目されている」「認められている」という状態がモチベーションの源泉です。
② 新しい仕事への挑戦がモチベーションに 「新しい薬です」「今まで誰もやっていない取り組みです」という言葉に心が躍ります。
③ 飽きっぽく、継続・持続が苦手 スタートダッシュは素晴らしいのですが、継続が課題。「3日坊主」になりやすい。
④ ノリと勘と衝動で動ける 論理や根拠より「なんかいい感じ!」という直感で判断することが多い。
⑤ 人と活気のあることが大好き 賑やかな雰囲気・人との交流・盛り上がりが大好き。静かで孤独な環境は苦手。
プロモータータイプへの接し方
どんどん夢を与え、夢を語らせる 「○○さんなら絶対できますよ!」「これを達成したらすごいですよね!」という未来への期待感がやる気に直結します。
理屈ではなくビジョンを語る データや根拠より「こんな未来が待っています」というイメージが刺さります。「HbA1cが7.0%になったら、旅行もできますよ!」
とにかく褒める コントローラーとは真逆。プロモーターには惜しみなく承認・称賛を与えてください。喜んで次の行動に移ります。
否定せず改善点を示唆する 「それは違います」はNG。「そうですね!さらにこうするともっと良くなりますよ」とポジティブな方向に誘導する。
周囲への影響を実感させる 「○○さんが頑張ってくれると、周りのみんなも元気になりますよ」という言葉が刺さります。
医療現場でのプロモーター型への対応
プロモーター型の患者さんへの服薬指導
「お薬が変わりましたよ」と伝えた時の典型的な反応: 「新しい薬!なんかいい感じ!良くなるかな!」 → ノリで受け入れるが…3日で飲み忘れる
OK対応:「○○さんなら絶対続けられますよ!次回来た時、良い報告聞かせてくださいね。楽しみにしています!」
継続のモチベーションとして「次回に報告する約束」を作ることが効果的です。
プロモーター型のスタッフへの声かけ
「この新しい取り組み、○○さんに任せたいんです。○○さんのキャラでやってもらったら絶対うまくいくと思って!」
→ 自分への期待と「新しいこと」の組み合わせが刺さります。
プロモータータイプのあるある場面
ランチの誘い方での反応 「カレー食べに行かない?」→「いいね〜!あの新しい店行こうよ!」 → ノリよく乗っかって話を広げる。
カーナビが壊れた時 「やばい!でもちょっと冒険っぽくない?」 → ピンチすら楽しんでしまう。
LINEグループでの振る舞い 一番最初にスタンプを送る。写真も大量投稿。グループ名を勝手に変えがち。
朝の申し送りでの発言 「★★さんなんですけど、昨日こんなことがあって!」 → まずエピソードから入る。
「スゴイですね!」と言われたら 「いやいやいや!」(でも明らかに嬉しそう) → 感覚派で褒められるのが大好き。
プロモーター型の服薬継続の課題と対策
最大の課題は「継続・持続が苦手」なこと。
薬を始めた最初の1週間は完璧に飲んでいたのに、気づいたら飲み忘れが増えていた——これがプロモーター型のよくあるパターンです。
対策:
- 「次回、どれだけ続けられたか報告してください!楽しみにしてます」
- 小刻みなゴールを設定(「まず1週間!」)
- 達成したことを次回しっかり承認・称賛する
まとめ
プロモーター型のキーワードは「注目・承認・新しさ」。
- 惜しみなく褒める・称賛する
- ビジョン・夢・期待感を語る
- 継続が苦手なので小刻みなゴール設定を
- 「次回報告」の約束を作る
- 新しいこと・挑戦的なことへの期待感が刺さる
次回はサポータータイプを解説します。
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