タイプ別コミュニケーションでは4つのタイプを「2つの軸」で分類します。この軸の意味を理解することが、タイプ分けを正確に使いこなす第一歩です。
2つの軸
軸①:自己主張の強弱(横軸)
自分の意見や考えをどの程度はっきり表現するか。
- 強い側:自分から積極的に意見を言う。リードする。
- 弱い側:相手の意見を聞いてから話す。サポートに回る。
軸②:感情表出の強弱(縦軸)
感情をどの程度表に出すか。
- 強い側:喜怒哀楽が表情・言葉にはっきり出る。
- 弱い側:感情を表に出さない。ポーカーフェイス気味。
2軸で4つのタイプが決まる
| 自己主張:強 | 自己主張:弱 | |
|---|---|---|
| 感情表出:弱 | コントローラー | アナライザー |
| 感情表出:強 | プロモーター | サポーター |
この組み合わせで4つのタイプが生まれます。
各タイプの一言キャッチコピー
コントローラー(自己主張強・感情表出弱) 「人も場も支配しようとする行動派」 → 決断は速く、感情は見せない。とにかく結果重視。
プロモーター(自己主張強・感情表出強) 「注目されるのが大好きな社交家」 → 自己主張も感情表出も全開。場を盛り上げる存在。
サポーター(自己主張弱・感情表出強) 「和を好む気配り上手」 → 自分の意見より周囲への気配り。感情は豊かに出る。
アナライザー(自己主張弱・感情表出弱) 「現実を見据える冷静沈着慎重派」 → 自己主張も感情表出も控えめ。データと分析で動く。
職種別の傾向(あくまで私見)
これは完全に私の主観ですが、医療現場でよく見られる傾向です。
医師に多い:コントローラー型 → 決断力・リーダーシップが求められる職種柄、結論優先・自己主張強の傾向が見られることが多い。
薬剤師に多い:アナライザー型 → 正確性・安全性を重視する職種柄、データ重視・慎重な傾向が見られることが多い。
看護師に多い:サポーター型 → 患者さんとの関わりを大切にする職種柄、気配り・感情表出の傾向が見られることが多い。
ただし、同じ職種でもタイプは異なります。「職種」ではなく「個人」を見ることが大切です。
「自分のタイプ」の見つけ方
自分のタイプが分からない時のヒント:
家族や親しい友人に「私ってどんなタイプ?」と聞いてみましょう。
職場では頑張ってコントローラーっぽく振る舞っていても、家に帰ったらサポーターだったということもよくあります。
(ちなみに奥さんや旦那さんに聞くと、だいたい厳しめの答えが返ってきます笑)
立場や状況で人のタイプは変わることがある——だからこそ「観察」を続けることが大切です。
まとめ
- タイプは「自己主張の強弱」×「感情表出の強弱」の2軸で決まる
- コントローラー(強×弱)・プロモーター(強×強)・サポーター(弱×強)・アナライザー(弱×弱)
- 職種に傾向はあるが「個人」を見ることが大切
- タイプは立場・状況で変わることがある
- 家族や友人に聞くと意外な発見がある
次回はコントローラータイプの特徴と接し方を詳しく解説します。
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