2020年3月23日月曜日

■『コーヒーを飲んでなかったら、頭が痛い!!』それってなんで!?


病院薬剤師 田浦マインド YOU TUBEチャンネル



【カフェイン離脱症候群による頭痛】
『コーヒー大好き!!』

毎日コーヒー飲んでます。

けど、今日は仕事が忙しくて、コーヒーを飲めていません。

『コーヒーを飲んでなかったら、なんか頭痛いな〜。』

そんな経験ありませんか!?

それってもしかしたら、カフェイン離脱症候群による頭痛かもしれません。

コーヒーの中には、カフェインが含まれています。

コーヒーカップ1杯にだいたい100mgぐらいのカフェインが含まれています。

カフェインはそれ自体、頭痛を和らげる効果があります。

そして、常用している人、毎日飲んでいる人が摂取するのを中断すると、その後に頭痛をきたすことがあるんです。

1100mg以下、コーヒーカップ1杯のカフェイン飲料常用者でも中断後に頭痛などの症状を起こすこともありますが、ふつうは摂取量が多い人ほど発生する頻度や重症度が増加します。

通常、カフェイン摂取をやめてから、12時間~24時間後に症状が出現し、2日目がピークで9日間は持続します。

カフェイン離脱症候群の症状は、頭痛が最も一般的であり、約50%で認めます。頭痛の他には倦怠感や活力低下、覚醒低下、傾眠傾向、不安、集中力低下などの症状があります。

カフェイン摂取により、3060分後に症状は速やかに消失します。

カフェイン離脱症候群を起こさないためには、常用者は1週間かけて徐々に摂取量を減らすことが推奨されています。





【YOU TUBE開始1年後の目標】
・年間365記事UP

 記事UP数/経過日数:6記事/5日目
・チャンネル登録人数2000人
 チャンネル登録人数/目標人数:29人/2000人

1年後、目標を達成できた時には、すごく成長しているか、さらに変わり者になっていることでしょう。どっちにしても、自信はついているはず!!
 『it's my road ♪』



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■睡眠薬、睡眠導入剤、安定剤の違いは!?


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 ぼくは、病院の中で薬剤師として働いています。

 病院で患者さんに薬をお渡しした時にこんなやりとりがありました。

 『こちらが、寝つきをよくする薬になります。』

 『えっそんなん聞いてないで、安定剤じゃないの!?』
 というやりとりがありました。

 『睡眠薬』、『睡眠導入剤』、『安定剤』の違いについてお話します。

 まず、睡眠薬と睡眠導入剤の間に本質的な違いはありません。
睡眠導入剤とは、睡眠薬の中でも作用時間が短いタイプの薬の総称です。睡眠薬の作用時間は、さまざまで、症状の強さや特徴、寝つきが悪いとか夜間に何度も目が覚めるとか、によって、使い分けられます。これに対して、安定剤、精神安定剤は、抗不安薬とも呼ばれ、不安症状の緩和、不安を和らげることを目的として用いられます。催眠作用強いもの、眠気を誘発する作用が強いものが睡眠薬として使用され、眠気を誘発する作用が比較的少なくて不安や緊張を和らげる作用が強いものが抗不安薬として使用されています。抗不安薬は、就寝前の緊張をほぐして眠りやすくするために、睡眠薬代わりに用いられることもあります。

 このような形で、睡眠薬、睡眠導入剤、安定剤と使い分けをしています。





【YOU TUBE開始1年後の目標】
・年間365記事UP

 記事UP数/経過日数:5記事/4日目
・チャンネル登録人数2000人
 チャンネル登録人数/目標人数:27人/2000人

1年後、目標を達成できた時には、すごく成長しているか、さらに変わり者になっていることでしょう。どっちにしても、自信はついているはず!!
 『it's my road ♪』



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2020年3月22日日曜日

■お酒が、睡眠に良くない理由


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 今日は、お酒とアルコールについての話をします。

 皆さんは夜に寝付けないとき、どのようにされていますでしょうか?

 実のところ、日本人が眠れないときに頼るのは「お酒」が非常に多いんです。
 
企業労働者35000人の調査によると、眠れない時に、日本人はお酒に頼ってしまう方が約30%であり、病院で相談して、睡眠薬を処方される方は約5%でした。
 
 『あぁ~昨日はちょっと飲み過ぎたな~。』
 
 そんな翌日、寝不足で疲れが残っている時ありませんか!?

 アルコール、お酒が、睡眠に良くない理由をお話します。

 お酒を飲んで、起きたら、『あれっまだこの時間か〜』って変な時間に目が覚めてしまった経験をした方もいらっしゃるかと思います。

 睡眠の質が低下してしまいます。
 
 また、水分を摂り過ぎたこととアルコールの利尿作用により、トイレが近くなってしまい、トイレによって覚醒しやすくなってしまいます。

 さらに、舌の筋肉が緩みますので、気道が圧迫されて睡眠時に呼吸が上手くできなくなってしまいます。

 結果として、睡眠が浅くなり、熟睡感がなくなってしまいます。

 あと毎日お酒を晩酌していると少しずつ飲む量が増えてしまうことありませんか。

 アルコールは、少しずつ体に慣れてしまって、効き目が薄れてしまいます。

 そして、お酒を中止すると体がビックリしてしまい、不眠がひどくなってしまいます。このようにアルコールに頼ってしまうと不眠がどんどん悪化してしまいます。

 不眠でお悩みの方は、是非医療機関でご相談ください。





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■睡眠時無呼吸症候群とは!?


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このような症状ありませんか!?

 ・いびきが気になる。

 ・家族からいびきがうるさいと言われる。

 ・大きないびきをしていびきが止まる。

 ・朝起きた時に熟睡間が無く、朝がなかなか起きれない。

 ・しっかり寝たのに、会議中や運転中に眠くなったりする。

 このような症状をお持ちの方は、『睡眠時無呼吸症候群』かもしれません。

 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。

 睡眠中にいきなり呼吸がとまり、しばらくすると「……ッンガ」と息を吹き返すのが睡眠時無呼吸症候群です。多くの患者さんは普段からいびきがうるさいといわれていることが多く、呼吸とともにいびきも突然止まることで家族が異変に気がつくことが多いようです。
 
 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に無呼吸状態を繰り返す病気です。

 医学上は10秒以上の気流停止を無呼吸といい、一晩(7時間)の睡眠中に30回以上無呼吸が認められる場合、あるいは1時間に5回以上無呼吸がある場合に睡眠時無呼吸症候群としています。
 
 寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない潜在患者数は300万人もいると推計されています。

 21世紀の国民病といわれることもあります。

 ただこの病気は、治療法が確立されているため、適切に検査・治療を行えば決して恐い病気ではありません、しかし、放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳血管障害などにつながるリスクがあります。

 この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。

 「もしかしたら・・・」と思ったら、一度睡眠時無呼吸症候群の検査をされることをお勧めします。





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