2021年1月8日金曜日

【心理学】好意の返報性~好意を受けると返したくなっちゃう~


 人間の心は、相手から好意を受けると、同じだけの好意を返したくなるようにできています。

 心理学では、これを『好意の返報性』と読んでいます。

 つまり、好きな気持ちを上手く伝えることができれば、相手もこちらに好意を持ってくれる可能性が高くなるのです。

 これは恋愛のテクニックとしても応用できそうですね。

 もちろん、相手への好意はさりげなく伝えるようにする工夫が必要です。

 嫌いな人に好かれている時や恥ずかしがり屋さんに対しては別かもしれませんが、自分のことをわかりやすく好きだとか、好意的に接してくれる人に対して、冷たい態度やキツい言い方はしにくいですよね。

 『困っていた時に助けてくれた。』『ご飯を奢ってくれた。』人に対しては、その人にとって良い対応や応援をしたくなりませんか。

 相手にとって、プラスのことをしてあげると返したくなるんですね。なかなかそういう場面がない時は、自分が相手に関心や興味を持っているということが伝えるだけでもOKです。自分が好きな趣味に関心を持ってくれている子には、良い対応しちゃいがちですよね。当然ですが、作り話よりもそれぞれ自分の言葉で伝えられると良いですね。

≪応用例≫好意の返報性は、ビジネスにおいて積極的に活用されています。『無料キャンペーン』や『実質無料』というキャッチコピー、ビジネスモデルもその一例です。

[試食]スーパーやデパートの食品売り場で、日常的に行われる試食を食べると、その商品かその商品でなくても何か買わなければ、という気持ちになります。

[ホワイトデー]バレンタインデーの後のお返しの日として、ホワイトデーというのも好意の返報性の一例です。

[店員による親切で丁寧な接客]お店などで、行われる親切で、丁寧な接客は、その日の商品購入を決断させるだけでなく、『またこのお店で買い物したい』と思わせます。

≪ぼくが心掛けていること≫

 「飲食店で」まず、対応『(お水やメニューを持ってきてくれて)ありがとうございます。』、『店員さんに聞こえるかどうかというところで、これ美味しいね。』と言ってみたら、そのお客さんに対して良い対応をしようと思っちゃうと思います。

 好意の返報性心掛けて見てください。





0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。