2018年6月25日月曜日

■徳洲会薬剤部会 褥瘡研究会 工夫共有・課題は議論

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2018年(平成30年)5月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1134 三面

徳洲会薬剤部会
工夫共有・課題は議論

徳洲会グループ薬剤部会関西・大阪ブロックは生駒市立病院(奈良県)で第16回褥瘡(じょくそう)研究会を開いた。同ブロックの12病院と湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、湘南厚木病院(同)から計32人の薬剤師が参加。グループワークなど新たな試みも取り入れ、情報共有、意見交換を図った。

関西・大阪ブロックが褥瘡研究会

グループワークでは若手が相談する場面も グループワークでは若手が相談する場面も
 
今回は会の後半で講演を行い、岸和田徳洲会病院(大阪府)の敦見真由美・副薬局長が薬剤師の褥瘡治療へのかかわり、湘南厚木病院の髙井宏幸・薬剤部主任が「褥瘡患者さんへの栄養管理」をテーマに解説。外部講師として天理よろづ相談所病院白川分院の生島繁樹薬局長を招き、「褥瘡治療における薬剤師による専門的介入の実践」と題する特別講演も行った。

その後、グループワークを行い、参加者は「各病院での褥瘡治療へのかかわり事例・成功体験」、「今後、薬剤師は褥瘡治療にどうかかわっていけば良いか」をテーマに討議した。各グループとも若手から中堅までバランス良く編成。途中、若手が褥瘡に関する悩みや相談を中堅に打ち明ける場面も見られた。

最後に大垣徳洲会病院(岐阜県)の山崎崇薬局長が「今後も参加して楽しかった、良かったと思える研究会を目指します」と締めくくり閉会した。

恒例の各施設による演題発表は会の前半に実施。河内仁志・松原徳洲会病院(大阪府)薬剤師、山本倫数・八尾徳洲会総合病院(同)薬局副主任、堀井孝太・湘南鎌倉病院薬剤師、中川寛子・宇治徳洲会病院(京都府)薬剤師、国松綾香・近江草津徳洲会病院(滋賀県)薬剤師、林彩矢香・大垣病院薬剤部副主任、髙橋雄也・吹田徳洲会病院薬剤師、前川大輔・生駒病院薬剤師、山下恵梨香・野崎徳洲会病院(大阪府)薬局副主任が、それぞれ症例や自院の取り組みなどを紹介した。
研修会には30人以上が参加し、今回も盛況 研修会には30人以上が参加し、今回も盛況

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