2020年3月27日金曜日

■2種類の目薬を点眼する時、『投与間隔』は、どれだけあければいいの!?


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・ある入院患者さんのところに、薬の説明に行った時のことです。

おばあちゃんが、目薬を2種類点眼していました。1つ目の目薬をさしてから、2つ目の目薬を間髪いれずに連続で点眼していました。

・そして、ぼくのおばあちゃんのケースです。白内障の手術をしてから目薬を4種類点眼していたんですけど、
おばあちゃん『もー目薬指すの偉い仕事やで。目薬指してたら一日終わるねんで~。』

ぼく『ばあちゃん、何で!?』って聞いたら、

おばあちゃん『目薬指すの4種類もあんねんで~、そんで14回も刺さなあかんし。目薬1つ差したら、30分空けなあかんやろ。4つ差してたら、2時間かかるねんで。それが14回やからな〜。もーずっと目薬さしているわ。』

という出来事がありました。
 
『2種類以上の目薬を点眼するときはどのようにしたらいいのでしょう。2種類の目薬の間隔はどれだけあければいいのでしょうか。』ということについてお話させていただきます。

2種類以上の目薬をさす時は、時間をあけずに続けてさすと、それぞれの目薬が薄まってしまいます。

そのため、1本目の目薬を点眼したら、510分の間隔をあけてから、2本目の点眼をするといいんです。

あと、点眼薬、目薬に記載されている期限についてですが、薬の開封前の期限となっています。薬を開封したら、開封後は、遅くとも1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。ただし、保存剤が入ってなかったり、院内で溶解したり、作成したりされている点眼薬は、1週間で期限が切れる薬もあります。




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