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美容形成外科クリニックで働いていた看護師さんに聞かれた質問についてです。
『髭剃り後のかぶれ、髭反り負けに対してステロイド成分が入った塗り薬の使用についてはどう思いますか!?』
基本的にステロイド成分というのは、強力な炎症を抑える作用があります。そして炎症を抑えるけど、免疫力も抑える作用があります。
なので、髭反り負けに炎症を抑える目的でステロイドを使うのは、ぼくは『あり』だと思います。
ただ、それは清潔な状態での治療目的ということでです。
別のケースを考えてみます。髭反りしたすぐ後の不衛生な場所に、アフターシェービング的な使い方でステロイドを使う場合を想像してほしいんですね。汚い菌がたくさんいる中、免疫力が落ちてしまったら菌が広がって感染症起こしやすくなりそうですよね。
私の顔のどこに菌がいるのとおもうかもしれませんが、顔の皮膚には、一人あたりおよそ150種類、15000個/cm2 の菌が生息していると言われています。ニキビは、アクネ菌など原因です。
だからアフターシェービング的な使い方は、『なし』やと思います。
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