2020年4月8日水曜日

■BCGワクチン接種が、新型コロナウィルスの患者数や重症数に関与!?


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BCGワクチンが新型コロナウィルスに有効ではないかという見解が広がっています。

BCGワクチンは結核のワクチンです。結核のワクチンだけど、獲得した免疫が白血球を刺激してコロナなどの無関係なウイルスが感染したり、がん細胞ができても、しっかり戦えるような体にしてくれるかもという説です。

具体的には、小さい時にBCGワクチン接種してたかどうかが、各国の患者数や重症数に関与しているのではないかという仮説が立てられています。

ヨーロッパでみてみると、BCGワクチンの全例接種を1981年に廃止したスペインでは死亡率が高いが、スペインから隣の国であるなんですけど、BCGワクチンの接種を実施しているポルトガルでは死亡者数が少ないというデータが出てきています。

この二国に限らず、BCGワクチンの実施国ではコロナウイルス感染症の影響が少ないことから、BCGワクチンがコロナウイルス感染者数に予防的に働くことが考えられています。

既にBCGの効果を検証する臨床試験が始まっています。

オーストラリアでは医療スタッフを対象に、BCGワクチン接種とコロナウイルス感染症の重症化率を調べる試験が始まったそうです。

オランダでも医療スタッフを対象に臨床試験が始まっているそうです。

これを受けて、一般に新型コロナウイルス感染症による重症化のリスクが高く、BCGワクチンの接種歴がない世代の方々より、接種を希望する声が医療機関に届き始めているようです。

ぼくが働いている病院でも問い合わせがちょこちょく受けています。

現時点ではBCGワクチンがコロナウイルス感染症に有効という根拠はありません。

あくまでBCGワクチン接種率とコロナウイルス感染症の感染率や致死率に相関がありそうというお話です。

相関関係もきちんと検討されたわけではりませんし、もちろん因果関係は証明されていません。
 
新型コロナウィルス感染症COVID-19に対するBCGワクチンの効果に関する43日に示された日本ワクチン学会による見解をお伝えします。

①「新型コロナウイルスによる感染症に対してBCGワクチンが有効ではないか」という仮説は、いまだその真偽が科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない。

BCGワクチン接種の効能・効果は「結核予防」であり、新型コロナウイルス感染症の発症および重症化の予防を目的とはしていない。また、主たる対象は乳幼児であり、高齢者への接種に関わる知見は十分とは言えない。

③念頭に置いていただきたいのは、各国ではBCGワクチンは、乳幼児用にのみ作られている貴重な生物学的資源であり、急に大量生産ができるものではないことです

従って、BCGワクチンが例え、新型コロナウィルス死亡率抑制効果があるのが真実であったとしても、日本が現在持つ有限の量のBCGのことを考えると、新型コロナウイルス予防に転用するのは無理だろうと思われます。

つまり、感染を恐れる一般人の接種希望者が続出した場合に、どんどん接種を受けられるような状況ではないのです。

本来の適応と対象にそぐわない接種が増えてしまった結果、定期接種としての乳児へのBCGワクチンの安定供給が影響を受ける事態は避けなければならない。

現在は、他の治療薬やワクチンや免疫を強くする薬の開発・研究が行われています。






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■新型コロナ集団発生防止のため、『3つの密』を避けましょう!!


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新型コロナウィルスの集団発生を防止するために厚生労働省から『3つの密』を避けましょうという文面が打ち出しされました。

3つの密』とは何なのか!?

①喚起の悪い密閉空間:密室を避けましょう。喚起の悪いところでは窓を開けるなどして喚起しましょう。

②多数が集まる密集場所:イベント会場など、大勢の人が集まる場所に行くのを避けましょう。

③間近で会話や発声をする密接場面:普通に近くでお喋りすることを避けましょう。マスクをしたり、2m以上離れたりしましょう。

新型コロナウィルス対策として、集団の発生を防止することが重要です。

3つの条件がそろう場所が、集団発生のリスクが高いです。

この3つの条件の他に、共同で使用する物品、ドアや手すりなどには、消毒を行うなどしていただいた方が感染を防止できます。

換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。



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2020年4月7日火曜日

■周囲に感染をうつさない心配り!! 咳エチケットとは!?


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みなさん目の前で、咳をされたら嫌な感じがしますよね。

咳やくしゃみをする時、出そうなった時は、咳エチケットを守りましょう。

3つの咳エチケットをお伝えします。

咳やくしゃみが出そうになった時は、

①マスクを着用し、口や鼻を覆う。

②ティッシュやハンカチで口や鼻を覆う。

③何もなければ袖で口や鼻を覆う。

電車や職場、学校など人が集まるところで絶対行っておく方がいいです。

人が、咳やくしゃみをすると、口や鼻から飛び出す微粒子(これを飛沫といいます)が周辺に飛び散ります。1回のくしゃみによって約40,000個の飛沫が口や鼻から飛び散ることが知られています。飛沫は最大2メートルぐらいまで飛ぶことができるので、咳やくしゃみをした人から半径2メートル以内にいる人には飛沫が到達することができます。飛沫には水分が含まれているのですが、そのなかにインフルエンザやコロナウイルスなどが入っていると、周辺にいる人々の鼻腔や口腔から侵入して感染してしまうのです。咳エチケットはそのような人から人への感染を防ぐことを目的とした感染予防の手段です。

マスクやティッシュや袖で覆ってくださいとお伝えしましたが、手で押さえてもいいやないかとも考えられます。

しかし、咳やくしゃみを手で覆うと、手にも鼻水や唾液が付着することがあります。すなわち手には、病原体が付着していると考えるべきなのです。そのまま手洗いをせずに、ドアノブなどに手を触れると、そこに病原体がついてしまいます。そこで病原体がこっそり生息している時に、別の人が手を触れると、その手に病原体が移動します。そして、そのまま目や鼻の粘膜を触るとそこから体内に入り込んで感染してしまうのです。

そのため、咳やくしゃみなどを手で覆った時は当然ですが、ティッシュや服の袖で覆ったあとも、手洗いを行っていただきたいです。

このような手を介した感染を防ぐことも大切です。

一概にどれだけ感染を防いだとはなかなか言いにくいですが、防ぐのも大事ですが、周囲の人々に感染をうつさないための心配りということで咳エチケットは大事だと思います。

風邪気味の時だけでなく、アレルギー性鼻炎のような感染性のない咳やくしゃみの時にも、咳エチケットを行い、気持ちよく過ごしましょう。




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2020年4月5日日曜日

■新型コロナウィルスとは!? 名前の由来は!? 感染経路は!?


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厚生労働省とWHOから提供されている情報を基に配信させていただきます。

新型コロナウィルス感染症とは、
201911月に中国の武漢市、ウーハン市で発生が確認された新型コロナウィルスによるウィルス性呼吸器疾患です。

COVID19と呼ばれています。

名前は、世界保健機関であるWHOが、COVID-19と命名しました。

コヴィッドの由来は、コロナのCO、ウィルスのVIで、Dがディジーズ日本語に訳すと病気とか疾患ということ、2019年の19を取って、コヴィッド19 と命名されました。

そもそもコロナウィルスとは、どのようなウィルスなのかということですが、これまでに人に感染するコロナウィルスは、7種類見つかっています。まず今回問題となっている新型コロナウィルスです。4種類のウィルスは、一般の風邪の原因の10~15%を占めています。流行期、流行っている時は、35%ぐらいを占めます。多くは軽症です。残りの2種類は、2002年に発生したSARS重症呼吸器症候群と2012年以降に発生しているMERS中東呼吸器症候群です。

今回の新型コロナウィルスは、遺伝子配列がSARSのコロナウィルスに近く姉妹系統であるとされ、SARSコロナウィルスツー2と命名されています。

コビッド19!?
サーズコビ2!?
どっちやねん!?

整理すると、コビッド19は、サーズコヴィ2、サーズコロナウィルス2というウィルスによって発症するウィルス性呼吸器疾患です。

コロナウィルスは、あらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒などで、約70%感染力を失うと言われています。

感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、重症化すると肺炎となり、死亡例も確認されていますので、注意が必要です。

«どのように感染するのか»
2種類あります。
①飛沫感染です。感染した人のくしゃみや咳、つばなどと一緒に放出されたウィルスが、口や鼻、目などから侵入して感染します。1回のせきやくしゃみで体外に放出されるウイルスは1万~100万個とも言われており、飛沫の届く範囲も12mに及ぶとされています。マスクを着用することで、感染を減らすことができます。
②接触感染です。ウィルスがついたドアノブや手すり、テーブルなどに触れた手で、自分の口や鼻を触ることによって感染します。アルコール消毒することで、感染を減らすことができます。

«症状は»
風邪の症状とほぼ同じで、発熱、咳、筋肉痛、倦怠感(だるさ)、呼吸困難などが比較的多く見られます。感染した場所によって、肺炎や上気道炎、気管支炎などを発症します。全員が発症するわけではなく、症状がない人も多くみられています。



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