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2020年8月17日月曜日

■8月18日に、ZOOMアプリを使用したオンラインでの医療講演を行います!!

生駒市立病院では、ZOOMアプリを利用したオンラインでの医療講演会を行っていくことになりました。

ZOOMでの医療講演は、今回が初めてであり、少し心配なところはありますが、全力で行わせていただきます。
興味があれば是非聞きにきてくださいね。
申し込みは、下記リンクからよろしくお願い致します!
▼日時:8月18日(火)14時~15時
▼内容:テーマ「不眠症と睡眠薬について」
    講 師 薬剤師 田浦 稔基

https://ikoma.tokushukai.or.jp/news/lecture.php


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2018年10月29日月曜日

■徳洲会 薬剤部 臨床業務研究会

ブロック毎に年1回、各病院の薬剤師が集まり、研究成果や調査結果の発表、症例報告などを学会形式で行います。
≪関西ブロック≫
・毎年122週目の日曜日。
・関西ブロックの各病院、1演題ずつ、研究成果や調査結果や症例報告や業務改善についてを、学会形式で発表会を行っている。


≪参考リンク
徳洲会グループ薬剤部

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■徳洲会グループ薬剤部の教育・研修体制

■新人研修会:入職1年次
¢入職1年目の薬剤師を対象に、入職後3ヶ月後の7月に1日間、医療安全や接遇などをテーマに講義やスモールグループディスカッション(SGD)を行います。
≪関西ブロック≫
・対象:入職1年目の新人薬剤師
・日時:1年目の7月の日曜日
・目的:徳洲会グループの活動を知り、横の繋がりを作る。
・内容:徳洲会薬剤部の研究会の紹介や接遇をテーマの講義。『理想の薬剤師像、求められる薬剤師像』などについてSGD。

■中間研修:入職3年次
¢入職3年目の薬剤師を対象に、3年目の3月に1日間講義やスモールグループディスカッション(SGD)を行います。
≪関西ブロック≫
・対象:入職3年目の薬剤師
・日時:3年目の3月の日曜日
・目的:スキルアップ・知識・意識の向上や相互交流によるモチベーションアップを図り、基礎的・基本的な資質・能力の完成とモチベーションの維持。
・内容:POS作成・立案について症例検討会や医療安全をテーマの講義。 今後薬剤部でどのような役割を担っていくか』などについてSGD。

■交換研修会:入職5年次
¢各自の担当業務や興味のある分野について、徳洲会グループの他施設で実地研修を受けます。業務内容には施設や地域によって特徴があり、より多くの薬剤師と交流することで、視野を一層広げる狙いです。
≪関西ブロック≫
・対象:入職5年目の薬剤師
・日時:5年目、1週間単位で2病院を研修
・目的:自らのコミュニケーション能力を高め、薬剤師としての視野を拡げ、質の向上を目指す。意見交換を行うことにより、自病院の組織風土の問題点を見つめ直し、具体的な指摘を受けることにより自病院の業務改善を行う。
・内容:他病院(2病院)1週間ずつ研修。その後、意見交換会を行う。

■専門・認定研修
¢専門や認定資格の取得を目指す薬剤師に、必要な単位数や試験対策などの情報を提供します。また、これらの資格を業務にどう生かすかなどを実際に資格を取得した薬剤師が経験談を交えて説明します。
・目的:専門的な知識・技術を鍛えて磨き上げ、専門職としての資質の向上を図ること。
・内容:各種、専門認定薬剤師による資格取得への情報提供と資格を業務にどう生かすかなどの経験談の説明。



≪参考リンク
徳洲会グループ薬剤部

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2018年10月28日日曜日

■徳洲会グループの理念に基づいた『3本の柱』

医療・研究・教育
¢洲会グループは、救急医療と離島・へき地医療を原点とし、36524時間患者さんを断らない医療を実践しています。また、がん治療にも軸足を置き、最新鋭の医療機器を導入すると同時に、がん関連の臨床研究も活発に行っています。国の研究プロジェクトにも積極的に参画しています。
¢こうした医療や研究を支えるのが、きめ細やかな教育体制です。職種ごとに部会を設置、これら部会が各種のセミナーや勉強会を開き、医療の質の向上にたゆまぬ努力を続けています。
¢洲会グループは、いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会の実現を目指しています。

救急医療
日本の救急搬送受け入れ3%を担う
¢徳洲会グループの全病院が受け入れている救急受け入れ人員数は、国内全体の3%に上ります。徳洲会は早くから北米型ER(救急外来)を導入、重篤な症例に高度な医療技術を提供する救命救急センター(三次救急)の指定を、自治体から受けている病院もあります。
¢救急医療は医の原点と呼ばれ、徳洲会グループも救急医療を原点として、とくに充実を図っています。自前のドクターカーやドクターヘリの離着陸を可能にするヘリポートを備えたり、外傷後後遺障害の減少を目指し専門医療を実施する外傷センターなどを設置したりし、最善の救急医療を提供しています。

離島・へき地医療
都市部並みの設備を装備
¢徳洲会グループは離島・へき地に、次々に病院や診療所を開設してきました。こうした医療過疎地域を良くすることが、徳洲会の原点のひとつとなっています。
¢離島・へき地の病院に、最新の医療機器・設備を積極的に導入し、都市部の病院並みの医療を提供するように心がけています。
¢また、グループのスケールメリットを生かし、都市部の病院に勤務する医師が離島・へき地の病院に応援に行ったり、研修医が離島・へき地の病院で研修を受け、全人的な医療を習得したりするなど、離島・へき地の病院と都市部の病院は相補的な関係にあります。

がん医療 オンコロジー(腫瘍学)研究
早期発見から緩和ケアまで
¢日本人の2人に1人が、がんに罹患し、3人に1が、がんで死亡しています。こうした状況に対応するため、徳洲会グループは内視鏡下手術支援ロボットダヴィンチや最新の放射線装置などを鋭意導入し、がんの集学的治療を実施しています。
¢ホスピスケア(緩和ケア)を柱とする病院や緩和ケア病棟を併設する病院もあります。抗がん剤に関する臨床研究も盛んに行い、より効果的ながん治療を探求しています。
¢がんの早期発見などを目的に、健診事業にも力を入れ、PET(ポジトロン放射断層撮影装置)検診などをメニューにもつ人間ドックや巡回検診バスなども積極的に運用しています。

研究と教育
医療・看護・介護の質アップ
¢徳洲会グループは国のオーダーメイド(個別化)医療実現化プロジェクトに参画、ゲノム(全遺伝情報)解析を通じ、個人個人の体質に合った投薬治療の実現に向け、研究を進めています。また、厚生労働省が主導する医療情報データベース基盤整備事業にも参画し、薬害の再発防止にも貢献しています。
¢文部科学省から指定を受けた臨床研究センターをもつ病院をはじめ、各徳洲会病院は、がんなど難治性疾患の治療法を確立するための臨床研究を活発に行っています。
¢洲会グループは諸君の教育にも力を入れています。職種ごとに組織する部会が各種セミナーや研究会、勉強会を開催し、知識・技術を共有、医療・看護・介護の質の向上を図っています。

看護・介護・福祉
より良い看護、介護、福祉サービスを提供
多職種が連携しチーム力
¢徳洲会グループは臨床研修指定病院と離島・へき地を中心に研修協力病院を多く持ち、プライマリケア(総合診療)能力の高い意志を育成しています。また、未来の看護師を養成するため、仙台徳洲看護専門学校も運営しています。
¢医療は多職種がチームで行う時代です。医師や看護師だけでなく薬剤師、リハビリテションスタッフ、管理栄養士、介護職員、事務職員など、さまざまな職種の研修も意欲的に行い、連携密度の濃いチーム医療を行っています。

医療必要度の高い方も安心
¢徳洲会グループは超高齢社会をにらみ、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅など介護・福祉施設を全国に整備しています。
¢これら施設の特徴は、グループの病院や診療所、訪問看護ステーションなどの近隣に立地していることです。医療必要度の高い方、状態が急変した方が、迅速にグループの医療機関を受診できる体制を敷いています。
¢徳洲会グループは安心・安全で質の高い看護・介護・福祉を心がけています。

社会貢献・国際協力・災害医療
・困っている方たちを救いたい
¢弱っている方、困っている方を救いたい
¢徳洲会グループは、国内はもとより海外でも積極的に医療支援を行っています。ブルガリア共和国の病院開設サポート、タイ王国の看護学校開校支援、アジア・南米・アフリカ諸国に人工透析機器の寄贈や透析センターの開設支援を行うなど、国境を越えた社会貢献活動を推進しています。
¢また、主に徳洲会グループの医師や看護師ら職員で組織するNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は、国内外の被災地にいち早く出動し、災害医療支援活動を行っています。
¢弱っている方、困っている方を救いたいという思いが、こうした活動を支えています。

国際医療協力
途上国に病院や透析センター
¢徳洲会グループは200612月、ブルガリア共和国の首都ソフィアに1016床をもつ病院の開設支援を行いました。同国一の高機能病院としてEU(欧州連合)諸国をはじめ世界各国と各種の医療協力を行っています。
¢また、2005年からアジア、南米、アフリカ諸国に対し、医療用ベッドや人工透析機器などの寄贈、透析センターの開設支援を実施しています。2006年にはタイ王国の看護学校開設支援、2014年には韓国・京福大学校看護学科に徳洲会クラスを設け、世界に通用する医療人の育成に尽力しています。

災害医療活動 NPO法人 TMAT
国内外の被災地に緊急出動
¢NPO法人TMATは徳洲会グループの医師や看護師、薬剤師、事務職員らが中心となり、1995年の阪神・淡路大震災を契機に、その前身が発足しました。
¢2005年にNPO法人となり、これまで国内では新潟県中越沖地震や東日本大震災など、海外ではハイチ大震災、ミャンマーのサイクロン災害、フィリピン中部台風被害などの被災地に、いち早く出動、災害医療救援活動を行っています。
¢また、災害時に迅速・適切に医療支援ができ、病院防災などにも力を発揮できる人材育成を目的に、災害医療や感染症対策などの講義と、通信機器の使用やトリアージ(重症度選別)などの実技訓練を、徳洲会グループ内外を対象に定期的に開催しています。


≪参考リンク≫
徳洲会グループ

≪相互リンク≫
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■徳之島に「徳田虎雄顕彰記念館」が開館

【2018年5月28日】



 徳田虎雄氏(徳洲会創始者、元衆議院議員)の功績を顕彰する徳田虎雄顕彰記念館が、2018年(平成30年)5月28日、氏の故郷・徳之島(徳之島町亀徳)にオープンしました。


≪参考リンク≫
徳田虎雄顕彰記念館ホームページ

≪相互リンク≫
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2018年7月11日水曜日

■徳洲会グループの国際医療教育

≪途上国に病院や透析センター≫
¢徳洲会グループは200612月、ブルガリア共和国の首都ソフィアに1016床をもつ病院の開設支援を行いました。同国一の高機能病院としてEU(欧州連合)諸国をはじめ世界各国と各種の医療協力を行っています。

¢また、2005年からアジア、南米、アフリカ諸国に対し、医療用ベッドや人工透析機器などの寄贈、透析センターの開設支援を実施しています。2006年にはタイ王国の看護学校開設支援、2014年には韓国・京福大学校看護学科に徳洲会クラスを設け、世界に通用する医療人の育成に尽力しています。




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2018年5月11日金曜日

■2017年度徳洲会グループ薬剤部会中毒研究会盛り上がったみたいです!!

【2017年7月2日】
2017年度 徳洲会グループ薬剤部会中毒研究会盛り上がったみたいでした!!
少し前に中毒症例でめずらしい症例を経験したので、
来年ぐらいに発表させていただきたいと思います!!


 ≪徳洲会グループ薬剤部会中毒研究会≫
 24時間救急を受け入れているため、徳洲会グループの病院には中毒症状の患者さんの搬入が集まります。そこで、こうした症例を統一的に収集し、治療法の評価や新たな治療法の開発、教育などに役立てています、現在では、年に葯1000症例を収集しています。

2018年4月22日日曜日

■徳洲会グループが、力を入れていること

徳洲会グループは、全国に71の病院を持つ医療法人です。
徳洲会グループの『力を入れていること』が、主に三点あります。
一点目は、僻地・離島医療に力をいれています。都会の病院だけでなく、僻地や離島にも病院を作り、僻地・離島医療を支えています。
二点目は、救急医療に力を入れています。日本全国の救急車の受け入れ数の約3%を受け入れしています。100台の救急車が通れば3台は、徳洲会の系列病院に搬送されている計算になります。日本に約8440ぐらいの病院がありますが、徳洲会グループの71病院で約3%の救急を受け入れています。
三点目は、災害医療に力を入れています。阪神淡路大震災が起こった時にT-MATと言う災害医療支援チームを作りました。国内国外問わず大規模な災害が起こった時は、当日か翌日には現地に駆けつけ医療支援活動を行っています。
『僻地離島医療』・『救急医療』・『災害医療』に力を入れ、いつでもどこでも誰でもが最善の医療を受けられるように取り組んでいます。

2018年4月15日日曜日

■徳洲会の離島・へき地医療:都市部並みの設備を装備

 徳洲会グループは、離島・へき地に、次々と病院や診療所を開設してきました。こうした医療過疎地域の医療環境を良くすることが、徳洲会の原点のひとつとなっています。
 離島・へき地の病院に、最新の医療機器・設備を積極的に導入し、都市部の病院並みの医療を提供するように心がけています。
 また、グループのスケールメリットを生かし、都市部の病院に勤務する医師が離島・へき地の病院に応援に行ったり、研修医が離島・へき地の病院で研修を受け、全人的な医療を習得したりするなど、離島・へき地の病院と都市部の病院は相補的な関係にあります。

■徳洲会の救急医療:日本の救急搬送受け入れ人員数の3%担う

 徳洲会グループの全病院が受けている救急搬送受け入れ人員数は国内全体の約3%に上ります。徳洲会は早くから北米型ER(救急外来)を導入、重篤な症例に高度な医療技術を提供する救命救急センター(三次救急)の指定を、自治体から受けている病院もあります。
 救急医療は医の原点と呼ばれ、徳洲会グループも救急医療を原点として、とくに充実を図っています。自前のドクターカーや、ドクターヘリの離着陸を可能にするヘリポートを備えたり、外傷後遺症障害の減少を目指し専門医療を実施する外傷センターなどを設置したりし、最善の救急医療を提供しています。



【1次救急、2次救急、3次救急の意味は!?】
1次救急:軽症患者(帰宅可能患者)に対する救急医療
2次救急:中等症患者(一般病棟入院患者)に対する救急医療
3次救急:重症患者(集中治療室入院患者)に対する救急医療


【ER型救急システムとは!?】
 ER型救急システムとは、北米のER(ED: emergency department)で行われている救急システムを参考に作られたため『ER型』と名付けらました。基本的に全ての救急患者に対応する救急初期診療型で、ERで働くERドクター(ER専門医)は全ての科の初期診療を行います。また、walk inの患者にはトリアージナースが対応し、緊急性があるかないかの判断を行います。緊急性があると判断されれば、救急車で来院の患者同様、ERドクターの診療を緊急に受けることとなります。ERドクターは初期診療後、入院が必要な患者は全てその担当科に振り分け、入院患者や手術には基本的には関与しません。ERドクターが行う救急初期診療とは、診断・初期治療・advanced triage(disposition)をさします。ちなみに、advanced triage(disposition)とは、救急患者の方向性のことで、具体的には、帰宅させるのか入院させるのか、入院させるのならどの科にどの時点で話を持っていくかの判断のことです。


 【ER型救急医療とは:日本救急医学会参考】
 ERはemergency roomの略で,救急室,あるいは救急外来を意味する言葉である。近年,本邦では,従来の救命救急センターを主体とした3次救急医療に対して,ER型救急医療が注目されるようになり,『ER』がER型救急医療の意味に使用されることが多くなった。本来,ER型救急医療は北米型救急医療モデルのことであり,以下の特徴を有する。
①重症度,傷病の種類,年齢によらずすべての救急患者をERで診療する,
②救急医がすべての救急患者を診療する,
③救急医がERの管理運営をおこなう,
④研修医が救急診療する場合には,ERに常駐する救急専従医(attending emergency physician)が指導をおこなう,
⑤救急医はERでの診療のみを行い,入院診療を担当しない。
北米と医療体制の異なる本邦では,厳密に北米型救急医療モデルを遂行している医療施設は少ない。このため,医療施設によって上記の一部を満たすさまざまな診療形態がER型救急医療と呼称されている。

■徳洲会の理念

 徳洲会グループは、1973年の創立以来、“生命だけは平等だ”の下、『生命を安心して預けられる病院』、『健康と生活を守る病院』を理念として、医療はもとより介護・福祉に取り組んでいます。
 理念の実行方法としては、
①年中無休・24時間オープン
②入院保証金・総室(大部屋)の室料差額冷暖房費等一切無料
③健康保険の3割負担金も困っている人には猶予する。
④生活資金の立替・供与をする。
⑤患者様からの贈り物は一切受け取らない。
⑥医療技術・診療態度の向上にたえず努力する。
を掲げ、日々、実践しています。

2014年11月23日日曜日

■今週号の徳洲新聞に、先日みんなで企画・開催した徳洲会 九州・奄美・沖縄ブロック合同新人薬剤師研修会の内容についてを取り上げていただけました。

今週号の徳洲新聞に、先日みんなで企画・開催した徳洲会 九州・奄美・沖縄ブロック合同新人薬剤師研修会の内容についてを取り上げていただけました。
よければ、是非読んでください☆
http://www.tokushukai.or.jp/media/news/shinbun955.php
http://www.tokushukai.or.jp/media/news/pdf/955/pdf/955_4.pdf
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徳洲会薬剤部会
新人薬剤師の研修会開催
九州・奄美・沖縄ブロック

徳洲会グループ薬剤部会は11月1日、福岡徳洲会病院で今年度の九州・奄美・沖縄ブロック新人研修会を開催した。15人の新人薬剤師が参加し、離島・へき地医療や災害医療など徳洲会グループならではの活動に加え、感染管理やオンコロジー(腫瘍学)などを学んだ。病院薬剤師の役割や電話でのクレーム対応を学ぶワークショップ(体験型講義)も実施。参加者らは熱心に取り組み、積極的に職員間の交流を図った。
同ブロック新人研修会は今年で3回目。福岡徳洲会病院、大隅鹿屋病院(鹿児島県)、名瀬徳洲会病院(同)、中部徳洲会病院(沖縄県)、南部徳洲会病院(同)の5病院から計15人の新人薬剤師が参加した。
司会を務めた山川病院(鹿児島県)の田浦稔基・薬剤部主任が「研修会の目的はふたつ。ひとつは徳洲会の活動を知ること。もうひとつは横のつながりをつくることです」と趣旨を説明。福岡病院の平川雅章・薬剤部長は開会の挨拶で「業務がきつくて大変な時も、前向きに捉えれば道は開けると思います」と激励のメッセージを送った。
続いて田浦主任が「徳洲会グループ 離島・へき地医療の考え方・取り組み」をテーマに講義。“生命だけは平等だ”の理念の下、救命救急・慢性期・予防・高度先進医療を実践し、とりわけ離島・へき地医療に注力していることを紹介。離島での業務の特徴、離島医療の魅力などを解説し、「離島病院では島全体をひとつの家族のように感じることができ、地域医療の原点を体験できます」とアピールした。
福岡病院の田中博和・薬剤部主任は「感染制御について」と題し講義。抗菌薬の適正使用の重要性を呼びかけ、感染症診療の考え方などを紹介。感染経路別予防策、手指消毒・手洗いのタイミング、医療器具の感染リスク別分類である「スポルディングの分類」などにも言及した。
次に、長崎北徳洲会病院薬剤部の湧川朝也薬剤師が「TMAT活動と被災地医療」をテーマに講義を行った。国内外の被災地で医療支援活動に取り組むNPO法人TMATの概要や活動実績を紹介。東日本大震災でのTMAT活動をふまえ、災害時の薬剤師の役割について「巡回診療での医薬品の選定、服薬指導など、すべきことはたくさんあります。そして“医療人”としてすべきこと、できることをその場で実践していくことが大切です」と結んだ。
このあと、ひとつ目のワークショップを実施。千葉西総合病院の出雲貴文・薬剤部長、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の仲鉢英夫・薬剤部長が講師を務めた。「薬剤師がチーム医療の中で発揮できる業務」をテーマに、グループに分かれてディスカッションし、その結果を全員の前で発表。
各グループからは処方提案やTDM(血中薬物濃度モニタリング)、副作用確認、感染対策、薬品管理、医薬品情報の収集・整理、精神的なケア、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染対策チーム)への参加など多様な意見が挙がった。
出雲部長は「患者さんや社会が薬剤師にどのようなことを望んでいるかを忘れずに業務に取り組むことが重要です。患者さんのニーズや希望を上回るサービスを提供できるよう頑張っていきましょう」とエールを送った。
仲鉢部長は「病院薬剤師業務の実際」と題し、湘南鎌倉病院の事例を発表。「常に患者さんに貢献するためのベストプラクティス(最良の手法・プロセス)を考え、行動することを心がけてください」と訴えた。
続いて福岡病院薬剤部の手嶋由加主任が「オンコロジー(腫瘍学)チームについて」をテーマに講義。オンコロジーでの薬剤師の役割として調製、鑑査、服薬指導や、レジメン(治療計画書)の審査、スタッフの安全対策、患者家族のケアを挙げ、「ここにいる全員がオンコロジーチームの一員だと思ってください」と語りかけた。
ふたつ目のワークショップは「電話クレーム対応」。①薬が効かない、②薬が足りない、というふたつのクレームを想定。講師を務めた鹿児島徳洲会病院の森田佳幹・薬剤部副主任、南部病院の井上玲子薬剤師がクレーマー役となり、各グループの代表者が電話対応を実演。講師からは「相手の話をよく聴き、説明すべきことをきちんと説明し、電話後に上司に報告することが大切です」などとアドバイスがあった。
最終プログラムとして千葉徳洲会病院の福井宗憲・薬剤部主任が「糖尿病研究会について」と題し講義。徳洲会グループ薬剤部会では、日々進歩する糖尿病治療を学ぶため糖尿病研究会を関東・関西地区で年に1回開催。同研究会のメンバーのなかに日本糖尿病療養指導士(CDE─J)の資格をもつ薬剤師が増えていることから、同資格を有する福井主任は、糖尿病療養指導士としての自院での活動を紹介した。
最後に徳洲会グループ薬剤部会の高橋智部会長が登壇、「徳洲会薬剤部会の方向性と総括」をテーマに講義した。改めて離島・へき地医療の重要性に触れ、「徳洲会の重要な使命です」と強調。続けて「1年目で、業務を覚えるのに一生懸命でしょうが、患者さんのために貢献していってほしい」と呼びかけた。
11月9日には北海道ブロック新人研修会を札幌徳洲会病院で開催し、同院、札幌東徳洲会病院、静仁会静内病院、帯広徳洲会病院の新人薬剤師が参加、研鑽(けんさん)を積んだ。



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2014年11月17日月曜日

■平成26年度徳洲会薬剤部九州・奄美・沖縄ブロック新人薬剤師研修会開催について徳洲新聞に掲載されました!!

≪2014年11月17日≫

徳洲会薬剤部会
新人薬剤師の研修会開催
九州・奄美・沖縄ブロック


徳洲会グループ薬剤部会は11月1日、福岡徳洲会病院で今年度の九州・奄美・沖縄ブロック新人研修会を開催した。15人の新人薬剤師が参加し、離島・へき地医療や災害医療など徳洲会グループならではの活動に加え、感染管理やオンコロジー(腫瘍学)などを学んだ。病院薬剤師の役割や電話でのクレーム対応を学ぶワークショップ(体験型講義)も実施。参加者らは熱心に取り組み、積極的に職員間の交流を図った。
ワークショップでは積極的にディスカッションする姿が見られた
同ブロック新人研修会は今年で3回目。福岡徳洲会病院、大隅鹿屋病院(鹿児島県)、名瀬徳洲会病院(同)、中部徳洲会病院(沖縄県)、南部徳洲会病院(同)の5病院から計15人の新人薬剤師が参加した。
司会を務めた山川病院(鹿児島県)の田浦稔基・薬剤部主任が「研修会の目的はふたつ。ひとつは徳洲会の活動を知ること。もうひとつは横のつながりをつくることです」と趣旨を説明。福岡病院の平川雅章・薬剤部長は開会の挨拶で「業務がきつくて大変な時も、前向きに捉えれば道は開けると思います」と激励のメッセージを送った。
続いて田浦主任が「徳洲会グループ 離島・へき地医療の考え方・取り組み」をテーマに講義。“生命だけは平等だ”の理念の下、救命救急・慢性期・予防・高度先進医療を実践し、とりわけ離島・へき地医療に注力していることを紹介。離島での業務の特徴、離島医療の魅力などを解説し、「離島病院では島全体をひとつの家族のように感じることができ、地域医療の原点を体験できます」とアピールした。
福岡病院の田中博和・薬剤部主任は「感染制御について」と題し講義。抗菌薬の適正使用の重要性を呼びかけ、感染症診療の考え方などを紹介。感染経路別予防策、手指消毒・手洗いのタイミング、医療器具の感染リスク別分類である「スポルディングの分類」などにも言及した。
「患者さんのために貢献してほしい」と高橋部会長
次に、長崎北徳洲会病院薬剤部の湧川朝也薬剤師が「TMAT活動と被災地医療」をテーマに講義を行った。国内外の被災地で医療支援活動に取り組むNPO法人TMATの概要や活動実績を紹介。東日本大震災でのTMAT活動をふまえ、災害時の薬剤師の役割について「巡回診療での医薬品の選定、服薬指導など、すべきことはたくさんあります。そして“医療人”としてすべきこと、できることをその場で実践していくことが大切です」と結んだ。
このあと、ひとつ目のワークショップを実施。千葉西総合病院の出雲貴文・薬剤部長、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の仲鉢英夫・薬剤部長が講師を務めた。「薬剤師がチーム医療の中で発揮できる業務」をテーマに、グループに分かれてディスカッションし、その結果を全員の前で発表。
各グループからは処方提案やTDM(血中薬物濃度モニタリング)、副作用確認、感染対策、薬品管理、医薬品情報の収集・整理、精神的なケア、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染対策チーム)への参加など多様な意見が挙がった。
出雲部長は「患者さんや社会が薬剤師にどのようなことを望んでいるかを忘れずに業務に取り組むことが重要です。患者さんのニーズや希望を上回るサービスを提供できるよう頑張っていきましょう」とエールを送った。
仲鉢部長は「病院薬剤師業務の実際」と題し、湘南鎌倉病院の事例を発表。「常に患者さんに貢献するためのベストプラクティス(最良の手法・プロセス)を考え、行動することを心がけてください」と訴えた。
続いて福岡病院薬剤部の手嶋由加主任が「オンコロジー(腫瘍学)チームについて」をテーマに講義。オンコロジーでの薬剤師の役割として調製、鑑査、服薬指導や、レジメン(治療計画書)の審査、スタッフの安全対策、患者家族のケアを挙げ、「ここにいる全員がオンコロジーチームの一員だと思ってください」と語りかけた。
新人研修会に参加した15 人の薬剤師と講師・スタッフ
ふたつ目のワークショップは「電話クレーム対応」。①薬が効かない、②薬が足りない、というふたつのクレームを想定。講師を務めた鹿児島徳洲会病院の森田佳幹・薬剤部副主任、南部病院の井上玲子薬剤師がクレーマー役となり、各グループの代表者が電話対応を実演。講師からは「相手の話をよく聴き、説明すべきことをきちんと説明し、電話後に上司に報告することが大切です」などとアドバイスがあった。
最終プログラムとして千葉徳洲会病院の福井宗憲・薬剤部主任が「糖尿病研究会について」と題し講義。徳洲会グループ薬剤部会では、日々進歩する糖尿病治療を学ぶため糖尿病研究会を関東・関西地区で年に1回開催。同研究会のメンバーのなかに日本糖尿病療養指導士(CDE─J)の資格をもつ薬剤師が増えていることから、同資格を有する福井主任は、糖尿病療養指導士としての自院での活動を紹介した。
最後に徳洲会グループ薬剤部会の高橋智部会長が登壇、「徳洲会薬剤部会の方向性と総括」をテーマに講義した。改めて離島・へき地医療の重要性に触れ、「徳洲会の重要な使命です」と強調。続けて「1年目で、業務を覚えるのに一生懸命でしょうが、患者さんのために貢献していってほしい」と呼びかけた。
11月9日には北海道ブロック新人研修会を札幌徳洲会病院で開催し、同院、札幌東徳洲会病院、静仁会静内病院、帯広徳洲会病院の新人薬剤師が参加、研鑽(けんさん)を積んだ。



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