2006年10月29日日曜日

■全日本プロレス:10月29日 福岡国際センター

【2006年10月29日】
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更新が遅くなってすいません。一度文を書き終えて更新したのですが、力が入っていて文章が長すぎるため、(段落を分けないと)登録できなくて、登録できませんと出てもう一度戻るを押すと力作の文章が全部消えてしまっていてやる気がなくなってしまってました。よくなるんですよね。

全日福岡大会、観戦に行ってきました。LEGLOCK福岡SHOP&BARにも行ってきましたが、この日は試合があるからか臨時休業で21時から営業しますとの張り紙が…。けど場所は覚えました。夜はTAKAみちのく選手とかが来てたみたいで行けばよかったと少し後悔しています。

■全日本プロレス「2006 SHINING SERIES」
10月29日 福岡国際センター
全日では5年半ぶり、武藤全日としては初めての福岡国際センター大会。
入りは、観客一階9割、二階7割、三階3割の入り。3000~3500人ぐらいでしたかね。

▼大木金太郎さん追悼10カウントゴング
渕さんが大木金太郎さんの遺影を持っての10カウントゴング。

▼第1試合
×雷陣 明vs○MAZADA
12分15秒【正田落とし】
雷神選手攻めもよくなって来ててていいんですが、もう少し粘りが出てくるともっとトップ戦線といい戦いができるんじゃないかと思いました。

▼第2試合
渕 正信・○平井伸和vs荒谷望誉・×菊タロー
11分52秒【平井エンド】
菊ちゃんいつも通りでおもしろい。ちょっとずつ新ネタを考えているところが偉いですよねぇ~荒谷選手は、この日も天才バカボンの退場テーマソングが流れ退場。

▼第3試合
中嶋勝彦・土方隆司・○AHIIvs諏訪魔・ブキャナン・דbrother”YASSHI
14分53秒【高速ウラカンラナ】
AHIIやっぱりいい動きしますねぇ~。

▼健介&北斗トークショー
健介選手の復帰は、やはり年内は無理みたいです。来年の2月の両国で復帰かな?

▼第4試合
○TAKAみちのく・太陽ケアvsTARU・×ディーロブラウン
10分23秒【反則勝ち】
TAKA選手の動きはいつもと変わらない動きに見え、一安心。

▼第5試合【世界ジュニアヘビー級選手権試合】
○近藤修司vs×NOSAWA論外
19分01秒【キングコングラリアット】
NOSAWA選手が関節技で攻めるのは、いいんですが、シャイニングウィザードを連発しすぎのような感じを受けました。MAZADA選手が、近藤選手の世界ジュニアに挑戦したときに出した奥の手、MAZADAデストロイのような、何かもう一つ奥の手となる技があればもう少し近藤選手を追い込めたと思うんですけどねぇ~やっぱり近藤選手の壁はかなり厚い壁になってますね。

▼セミファイナル
グレートムタ・○TAJIRIvs小島 聡・×カズハヤシ
25分24秒【ムタのSW→タジリのパズソーキック】
TAJIRI選手の入場テーマに乗ってMUTA&TAJIRIが入場。試合開始前には、緑の毒霧と赤い毒霧を融合させ発射〔まさか融合って意味はこのことだったのかな?〕。試合以外でも見せるところはやはりさすがですね。小島選手のブログでも触れてましたが、小島選手以外の3人は、アメリカメジャー団体経験者のメジャーリーガー。
試合はあんまし流血してるところを見たことがない、カズ選手が大流血。ダブルのタランチュラにはおそれいりました。フィニッシュは、ムタジリが、見事な毒霧の連携から、カズ選手にムタのシャイニングウィザード→タジリのパズソーキックという黄金連携で勝利!!武藤選手がタッグの名手と言われるのはフィニッシュの連携の鮮やかさからくるんじゃないかなぁ~と改めて思いました。

▼メインイベント【三冠ヘビー級選手権試合】
○鈴木みのるvs×RO’Z(挑戦者)
23分32秒【スリーパーホールドで絞め落としてからのスリーカウント】
ロージーがVMメンバーを引き連れて入場。しかし渕さんを初めとする全日正規軍が、VM勢のセコンドを許さず、退場させる。VMはメインが始まるときには、すでにヒールとして対戦相手を応援したくなるような気持ちにさせられるので、見事としかいいようがないですよ。
しかし試合では、退場させられたはずのTARUさんがどこからともなく表れ、場外で鈴木みのるをテーブルの上に乗せロージーがエプロンサイドから鈴木みのるをテーブルごとダイビングボディプレス。ここから鈴木みのるは、コーナーに振られても走れなくなる程グロッキーに。やっぱTARUさんのこの介入が試合をより盛り上げたと思います。
鈴木みのるもやられっぱなしではなく、ロージーに対し卍固めやゴッチ式パイルドライバーを繰り出す。そして最後は、ロージーをスリーパーホールドで捕らえ、観客からは、大『落とせ』コール。何度か逃れるものの最後は、スリーパーで落としてからスリーカウントを奪い鈴木みのるが王座防衛。
試合後は、試合前と同じく三冠の三本のベルトを振り回す。そして、鈴木みのる『次はそろそろ、武藤か小島が取りに来い!!』と全日サイドを挑発。この挑発に武藤選手も小島選手もリングサイドに出てこなかったのが悲しかったです。



2006年10月12日木曜日

■ジェネリック医薬品:後発品

【2006年10月12日】
一度この記事をについて文章を打ち終えてから間違って文を消してしまって打った内容を思い出しながら急いで打ったので、ちょっとおかしな文になってますが、2倍疲れましたのでご了承ください。
この前、後発品についての講演会に行ってきました。後発品、よくCMで流れているジェネリック医薬品のことです。
うちの病院でもよく患者さんからジェネリック医薬品についてよく質問を受けます。
よく流れているジェネリック医薬品のCMに対してもの申したい医療関係者もたくさんいるかと思います。まっCMという短い時間ですし、メーカーによるCMなのだから・・・ということもあるのですが、医療従事者が患者さんに説明したいことがあまり触れられていません。しかし、ジェリック医薬品は、特許の切れた安い薬というイメージは、見事に視聴者のみなさんに伝わっていると思います。
ジェネリック医薬品は、先発品〔新薬〕のあとにぞろぞろ出てくるので、ゾロとも呼ばれています。
ジェネリック医薬品を採用していくうえで、考えないといけない問題もたくさんあるのです。

◇本当に先発品と同じ効果なのか?→たとえば、コレステロールを下げる先発品を飲んでた患者さんが、後発品に変えてからコレステロールが20%上昇したという報告もあります。同成分なのですが、含有量や添加物などの違いによりおんなじ効果にならない薬もあります。ということもあり、救急に使われる薬や薬物の血中濃度を厳密に治療域に入れたい薬などでは、後発品への切り替えが難しいと思います。しかし、逆に後発品に変えたことによって近年の創薬技術の向上などにより、薬物の吸収が良くなったり、剤形が小さくなったり、工夫されたりで飲みやすくなったりする例もあります。
◇製品の情報提供をしっかり行ってくれるのか?→その製品に対して先発メーカーの方が長年のデータを多くもっています。そして後発品メーカーは、先発品メーカーより子規模なメーカーが多いです。それに伴いMRさん〔医薬情報提供者〕の数も少ないです。医薬品等を使っている医療従事者としては、製品に対する情報提供をきちっと行ってもらえるのか心配です。ぼくは、医薬品の先発メーカーも合併などがけっこうありますので、後発メーカーも合併して先発メーカーに負けない規模になれば解決するのではと思います。後発メーカーに質問したら『先発メーカーに聞いてください。』という答えが返ってきたこともあります。
◇製品の安定供給は大丈夫なのか?→その製品が安定して医療機関にはいってくるのかということです。在庫が入ってこなかったりで、問屋さんがその薬を切らしたり、メーカー自体が潰れたりで薬が安定して病院に入ってこなければ、使いにくいし、また違うメーカーの製品に変えないといけません。
などなど・・・etc考えないといけないことはたくさんあるのです。
ぼくが思うに、厚生労働省や医薬品総合機構などの公的な機関がジェネリック医薬品について、中立な立場から一つ一つの薬に対し評価して頂けたら、医療機関もジェネリック医薬品を使いやすくなるとおもうんですがねぇ。厚生労働省はかなりジェネリック医薬品を進めていますし。
現在、まだほとんどの病院は出来高払い制〔これから包括払い制に変わっていくと思います。〕ですが、大学病院などや療養型病院などで、包括払い制度が導入されている医療機関では、治療に支払われる診療報酬が決まっています。安い薬を使っていけば患者さんの負担も減ると思いますが、これらの病院では、出費が減り利益にもなるということです。そして国民の医療費も減るということです。ですので、現在厚生労働省は、ジェネリック医薬品の普及をどんどん進めているわけです。
まっいずれにしてもジェネリック医薬品については、どんどん前向きに考えていかないといけないと思います。
ぼくもまぁいいジェネリック医薬品を使うことに関したら大いに賛成であります。
さて、気になるデータを紹介したいと思います。みなさんはこのデータに対してどう思いますか?
■医学部学生に聞きました。
家族には、どちらの薬を飲ませたいですか?
・先発品:85%
・どちらでも良い:11%
・後発品〔ジェネリック医薬品〕:4%



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2006年10月9日月曜日

■漢方薬

【2006年10月9日】
☆漢方薬☆
 漢方薬とは、中国から伝わり、日本において独自の発展を遂げた伝統医学で、この医学体系のなかで使われる薬を漢方薬といいます。漢方薬は東洋医学の考えに基づいています。
一般に西洋医学に基づく西洋薬では効能を示す有効成分が発見されるとそれを単離したり合成する事によって得られます。この場合有効成分が単一なのですからその効能も限定されます。東洋医学に基づく漢方薬は数種類の生薬の組み合わせによって成り立っています。1つの生薬には、有効成分が1つではなく複数含まれていますので、複数の効能が考えられ、単独の有効成分からなる西洋薬のように効能が1つとは限りません。
少し東西の医学の違いを考えてみたいと思います。
西洋薬は病名に従って薬剤が選択されます。病名が複数になる場合には1つ1つの病名に対応した薬剤を選んできてその組み合わせをつくります。一般的に西洋薬は1つの薬剤に1つの有効成分なので併用することではじめて複合剤となります。
漢方薬は1つの処方が複数の生薬からなっており、初めから複合剤となります。ですので初めから複合剤である漢方薬の場合には、同じ病名に対応する処方がたくさんありその中から一番適当だと思われる生薬の組み合わせを持つ処方を選ぶという考えになります。
 よく風邪には葛根湯と言われますが、『風邪には、いつも葛根湯ではなく、小柴胡湯の時もあれば麻黄附子細辛湯の場合もある。』という理由はまさにそこにあると思います。
西洋医学を学んだものにとって診断といえば、病名であるということが当たり前のようなことになっています。ただ、それは西洋医学の約束事みたいなわけですが、東洋医学では、証〔ショウといい状態を表現した言葉〕であり、つまり東洋医学では状態を診断するのであって病名を診断するわけではないのです。
漢方薬を
①複数の有効成分からできている
②すでに組み合わされている生薬の組み合わせ
③もともと西洋医学の病名に対応してつくられたものではない
という3点から考えてみても単純に病名だけから処方を選ぶのは至難のことだと思います。

【特徴】
◇漢方薬は数種類の生薬を組み合わせた複合剤です。組み合わされる生薬の種類や配合量などはこれまでの経験に基づき確立されています。長い臨床経験を経て、副作用や毒性が少なくなるような生薬の組み合わせや用い方が工夫されてきました。そのために、正しい使い方をすれば一般に副作用は少なく、あっても軽くてすみます。
◇漢方薬は生薬の混合物であるために生薬どうしが互いに作用しあい、単独の生薬とは違った効果が見られます。また作用の仕方は一般的に穏やかだと考えられています。
◇従来は煎じて服用するのが一般的でしたが、現在では生薬のエキスを抽出し、顆粒や細粒や粉末や錠剤やカプセルなどにした漢方エキス製剤が多く使用されています。



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