全12回のタイプ別コミュニケーションシリーズ、最終回です。まとめとして「明日から使える3つのポイント」をお届けします。
シリーズ全12回の旅
①タイプ別コミュニケーションとは ②4つのタイプの2軸 ③コントローラータイプ ④プロモータータイプ ⑤サポータータイプ ⑥アナライザータイプ ⑦「スゴイですね!」でタイプを見極める ⑧日常場面でタイプがわかる ⑨セルフチェック ⑩患者タイプ別対応(糖尿病編) ⑪多職種連携でのタイプ別コミュニケーション ⑫総まとめ(本記事)
4つのタイプおさらい
| タイプ | 一言キャッチ | キーワード |
|---|---|---|
| コントローラー | 人も場も支配したい行動派 | 結論・根拠・選択肢 |
| プロモーター | 注目こそがやる気の源 | 夢・褒める・次回の約束 |
| サポーター | 人間関係が何より大事 | 感謝・安心・一緒に |
| アナライザー | 現実を見据える慎重派 | データ・根拠・計画 |
明日から使える3つのポイント
ポイント①:まず自分のタイプを知る
コミュニケーション上手を目指すなら、まずは「自分を知ること」から始めます。
「私はどのタイプ?」を知ることで——
- 自分の強みが認識できる
- 自分の弱みが受け入れられる
- 「なぜズレるのか」が理解できる
- 相手タイプを見極める比較軸ができる
職場での自分・家庭での自分、どちらもチェックしてみましょう。
ポイント②:相手の言動を観察し、タイプを推測する
日常のちょっとした言動にタイプのヒントがあります。
「スゴイですね!」への反応、ランチの誘い方、LINEの返信スタイル、朝礼での発言……どれも「その人らしさ」が出ます。
「この人は何タイプだろう?」という目線で日常を観察するだけで、コミュニケーションの解像度が上がります。
大切なのは「決めつけ」ではなく「仮説を立て、観察し、検証する」というサイクルを続けること。
ポイント③:相手のタイプに合わせてアプローチを変える
自分が「伝えやすい方法」ではなく、「相手が受け取りやすい方法」で伝える——これがタイプ別コミュニケーションの核心です。
あなたと相手は、違います。その違いを知れば、コミュニケーションは変わります。
タイプ別接し方早見表
コントローラー型への接し方
- コントロールしようとしない
- 教えを乞うスタンス
- 単刀直入に結論から
- 選択肢を渡して「自分で決めた」感を
プロモーター型への接し方
- どんどん夢を与え、夢を語らせる
- ビジョンを語る
- とにかく褒める
- 否定せず改善点を示唆する
サポーター型への接し方
- 関心を持ち言葉にする
- マメに承認・感謝する
- 丸投げしない。一緒に進む
- 周囲への恩恵を強調する
アナライザー型への接し方
- 根拠と手順を示す
- 結論を急がせない
- 具体的に褒める(漠然とした褒めはNG)
- 資料・データを渡す
コミュニケーションの本質
タイプ別コミュニケーションを学んで最終的にたどり着く考え方があります。
「人と人は違う。その違いを知ることが、本当のコミュニケーションの始まり。」
患者さんに「この人は私のことをわかろうとしてくれている」と感じてもらえた瞬間から、服薬指導は変わります。スタッフに「この上司は私のことを見てくれている」と感じてもらえた時から、チームが変わります。
タイプ別コミュニケーションはその「わかろうとする」姿勢を、より具体的に実践するためのツールです。
最後に
私自身、まだまだ実践しきれていないことが多くあります。このシリーズをまとめることで、自分自身も改めて学び直すことができました。
「やってみたらできた」——まず一つ、明日試してみてください。
12回、最後までお読みいただきありがとうございました!
講演・研修依頼
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E-mail:toshiki.taura@gmail.com
タイプ別コミュニケーションシリーズ 全記事一覧
① タイプ別コミュニケーションとは? ② 4つのタイプを分ける2つの軸 ③ コントローラータイプ完全解説 ④ プロモータータイプ完全解説 ⑤ サポータータイプ完全解説 ⑥ アナライザータイプ完全解説 ⑦ 「スゴイですね!」でタイプを見極める ⑧ 日常場面でタイプがわかる ⑨ セルフチェック6問 ⑩ 患者タイプ別対応(糖尿病服薬指導編) ⑪ 多職種連携でのタイプ別コミュニケーション ⑫ 総まとめ(本記事)
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