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先日、こんな質問を受けました。
赤ちゃんに授乳中のお母さんから、風邪を引いたので、病院で診察を受けたら、解熱鎮痛剤として、アセトアミノフェンの薬を出してもらったのですが、『この薬を飲んでいる間も赤ちゃんに授乳を続けてもいいですか!?』という質問を受けました。
この場合、薬剤師はどう考えてお答えしているのか。
3点考えています。
①まずお母さんが、飲んだ薬が乳汁中へ移行するのか。もし移行すればそれを赤ちゃんは飲むことになります。
②次に移行するとすれば、その薬は、赤ちゃんにも投与可能なのか、
③また移行するであろう量は、どれぐらいなのかについて考えます。
今回のアセトアミノフェンは、①乳汁中への移行は確認されています。②アセトアミノフェンは新生児にも投与可能な薬です。③新生児へは、投与量の0.1%程度の移行しか認められずという情報を収集します。
そして、回答としては、アセトアミノフェンを飲んでいる間も、授乳していただいて問題ありません回答したりします。
もし、授乳に影響がある場合は、授乳を避けないといけない期間を教えてあげると親切ですよね。
この薬は、お母さんが飲んでも何時間には体の中から無くなるので、薬を飲んでから何時間立てば授乳しても大丈夫ですよ。と服薬指導したりもします。
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