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みなさん目の前で、咳をされたら嫌な感じがしますよね。
咳やくしゃみをする時、出そうなった時は、咳エチケットを守りましょう。
3つの咳エチケットをお伝えします。
咳やくしゃみが出そうになった時は、
①マスクを着用し、口や鼻を覆う。
②ティッシュやハンカチで口や鼻を覆う。
③何もなければ袖で口や鼻を覆う。
電車や職場、学校など人が集まるところで絶対行っておく方がいいです。
人が、咳やくしゃみをすると、口や鼻から飛び出す微粒子(これを飛沫といいます)が周辺に飛び散ります。1回のくしゃみによって約40,000個の飛沫が口や鼻から飛び散ることが知られています。飛沫は最大2メートルぐらいまで飛ぶことができるので、咳やくしゃみをした人から半径2メートル以内にいる人には飛沫が到達することができます。飛沫には水分が含まれているのですが、そのなかにインフルエンザやコロナウイルスなどが入っていると、周辺にいる人々の鼻腔や口腔から侵入して感染してしまうのです。咳エチケットはそのような人から人への感染を防ぐことを目的とした感染予防の手段です。
マスクやティッシュや袖で覆ってくださいとお伝えしましたが、手で押さえてもいいやないかとも考えられます。
しかし、咳やくしゃみを手で覆うと、手にも鼻水や唾液が付着することがあります。すなわち手には、病原体が付着していると考えるべきなのです。そのまま手洗いをせずに、ドアノブなどに手を触れると、そこに病原体がついてしまいます。そこで病原体がこっそり生息している時に、別の人が手を触れると、その手に病原体が移動します。そして、そのまま目や鼻の粘膜を触るとそこから体内に入り込んで感染してしまうのです。
そのため、咳やくしゃみなどを手で覆った時は当然ですが、ティッシュや服の袖で覆ったあとも、手洗いを行っていただきたいです。
このような手を介した感染を防ぐことも大切です。
一概にどれだけ感染を防いだとはなかなか言いにくいですが、防ぐのも大事ですが、周囲の人々に感染をうつさないための心配りということで咳エチケットは大事だと思います。
風邪気味の時だけでなく、アレルギー性鼻炎のような感染性のない咳やくしゃみの時にも、咳エチケットを行い、気持ちよく過ごしましょう。
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