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家族がもしかしたら、新型コロナウィルスにかかってしまったかもしれない。
もしそうなった時、家庭ではどんなことに注意したらいい!?
日本環境感染学会や厚生労働省から、
ご家族に新型コロナウィルス感染が疑われる人がいる場合、同居されている家族は、8点注意をしてくださいという通知が出されています。①感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける。
②感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする。
③できるだけ全員がマスクを使用する。
④小まめにうがい・手洗いをする。
⑤日中はできるだけ換気をする。
⑥取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する。
⑦汚れたリネン、衣服を洗濯する 。
⑧ゴミは密閉して捨てる。
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1. 感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける。
感染者が休む部屋と他の家族がいる部屋をできるだけ分けます。感染者は特に窓があるなど、換気の良い個室が良いでしょう。感染者は極力部屋から出ないようにして、人との接触を減らすことが大切です。感染者の行動を制限し、共有スペース(トイレ、バスルームなど)の利用を最小限とし、その換気を十分に行う(窓をしばらく開けたままにするなど)。
小さなお子さんがいる、部屋数が少ない、といった理由で、部屋を分けることができない場合でも、感染者から少なくとも2m以上の距離を保つことや仕切りやカーテンなどを設置し、ウイルスが飛沫して感染する可能性を少しでも減らしておきましょう。食事、眠るときも別室にするのが理想です。同じ部屋で寝るときは、頭が同じ向きで寝るのではなく、向きを変えたりして、感染者の顔からの距離がとれるようになります。
2. 感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方、できれば一人が望ましいです。
感染者の身の回りの世話が必要な場合、世話する家族に、感染する可能性があるため、可能な限り一人に決めておいた方がよいです。その場合。臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、乳幼児、妊婦等の方はなるべく避けて下さい。
3. できるだけ全員がマスクを使用する。
感染者、家族の両方がマスクを着用することで、ウイルスの拡散を防ぎます。使用したマスクは、他の部屋に持ち出さずに部屋の入口に置くか、すぐ捨てるようにしましょう。また、マスクは、のど・鼻周囲を加湿する効果もあります。マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外し、マスクの表面には触れずに廃棄します。マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗ってください(アルコール手指消毒剤でも可)。マスクが唾液などの分泌物で濡れたり汚れたりした場合は、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換する方が良い。マスクが手に入らないときやマスクの使用が耐えられない人は、ティッシュ等で咳やくしゃみをするときに口と鼻を覆います。
4. 小まめにうがい・手洗いをする。 ウイルスのついた手で目や鼻、口などを触ると粘膜・結膜を通して感染することがあります。家族はこまめに石鹸を用いた手洗いもしくはアルコール消毒をしましょう。
5. 日中はできるだけ換気をする。
感染者のいる部屋は、定期的に換気をしましょう。他の家族がいる部屋も換気をしたほうがよいでしょう。エアコンなどの空調や換気扇をまわしたり、日中の温かい時間に窓を開けるのもよいでしょう。
6.取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する。
タオルや食器、箸、スプーン等などを共用しないことも大事です。トイレやお風呂は、水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤でもウイルス量を減らすことができます。洗濯や食後の食器洗いを別洗いしたりする必要はないです。タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄を行います。感染者のものを分けて洗う必要はありません。
ただし、洗浄前のものを共用しないでください。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共用しないようお互いに確認したいものです。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。
※家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05%(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25㎖)になるように調整してください。
トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、通常の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する。
新型コロナウイルス感染症は下痢がみられることがあり、糞便から検出されることがあります。体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う場合は、手袋、マスクを使用し、一般的な家庭用洗剤を使用した洗濯機を使用して、洗濯し完全に乾かします。
8.ゴミは密閉して捨てる。
鼻をかんだティッシュなどにもウイルスがついています。同居者が触ると感染する可能性があるので、すぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てましょう。その後は直ちに手洗いを行ってください。
ご家族、同居されている方は、既に感染している可能性もあります。感染者の症状が軽快してから 14 日間経過するまでは、健康状態を監視することをお勧めします。職場や学校に行く時など外出する際はマスクを着用し、こまめに手を洗ってください。
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