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厚生労働省とWHOから提供されている情報を基に配信させていただきます。
新型コロナウィルス感染症とは、
2019年11月に中国の武漢市、ウーハン市で発生が確認された新型コロナウィルスによるウィルス性呼吸器疾患です。
COVID19と呼ばれています。
名前は、世界保健機関であるWHOが、COVID-19と命名しました。
コヴィッドの由来は、コロナのCO、ウィルスのVIで、Dがディジーズ日本語に訳すと病気とか疾患ということ、2019年の19を取って、コヴィッド19 と命名されました。
そもそもコロナウィルスとは、どのようなウィルスなのかということですが、これまでに人に感染するコロナウィルスは、7種類見つかっています。まず今回問題となっている新型コロナウィルスです。4種類のウィルスは、一般の風邪の原因の10~15%を占めています。流行期、流行っている時は、35%ぐらいを占めます。多くは軽症です。残りの2種類は、2002年に発生したSARS重症呼吸器症候群と2012年以降に発生しているMERS中東呼吸器症候群です。
今回の新型コロナウィルスは、遺伝子配列がSARSのコロナウィルスに近く姉妹系統であるとされ、SARSコロナウィルスツー2と命名されています。
コビッド19!?
サーズコビ2!?
どっちやねん!?
整理すると、コビッド19は、サーズコヴィ2、サーズコロナウィルス2というウィルスによって発症するウィルス性呼吸器疾患です。
コロナウィルスは、あらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒などで、約70%感染力を失うと言われています。
感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、重症化すると肺炎となり、死亡例も確認されていますので、注意が必要です。
«どのように感染するのか»
2種類あります。①飛沫感染です。感染した人のくしゃみや咳、つばなどと一緒に放出されたウィルスが、口や鼻、目などから侵入して感染します。1回のせきやくしゃみで体外に放出されるウイルスは1万~100万個とも言われており、飛沫の届く範囲も1~2mに及ぶとされています。マスクを着用することで、感染を減らすことができます。
②接触感染です。ウィルスがついたドアノブや手すり、テーブルなどに触れた手で、自分の口や鼻を触ることによって感染します。アルコール消毒することで、感染を減らすことができます。
«症状は»
風邪の症状とほぼ同じで、発熱、咳、筋肉痛、倦怠感(だるさ)、呼吸困難などが比較的多く見られます。感染した場所によって、肺炎や上気道炎、気管支炎などを発症します。全員が発症するわけではなく、症状がない人も多くみられています。≪相互リンク≫
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